りゅうおうのお仕事7巻 共同幻想と銀子

創多「だってつまらないですもん!現代将棋って」
(銀子)現代将棋の申し子のような創多の発言とは思えなかった。

(中略)

創多「共同研究によって共同幻想をみることで自分たちが将棋を発展させていると誤魔化して。みんな同じ夢を見ているんです。」
創多「蔵王先生は現代将棋以前の将棋感を持っている方です。共同幻想の外に在る人です。だから今日、現代将棋という夢の中にいた八一さんにこう言えたんです。『おまえの見ているものはただの夢だ』と」

現代将棋は共同幻想
羽生善治は将棋を「ゲーム」として捉え、敵であるはずの棋士たちと研究会をつくりました。本作でも研究会での共同研究とVSを現代将棋の特徴としてあげています。流れを図式化すれば
(一匹狼の時代)⇒(現代将棋)⇒革命期(ポスト現代将棋=PC将棋)
となります。

 銀子は現代将棋は共同幻想なのかもしれないと創多の主張に納得しながらも、八一と同じ夢をみていたいと独白します。共同研究では価値観の擦り合わせ、共有が不可欠です。八一が現代将棋の枠組みにいる間は理解できる存在であるということです。手の中に八一を収めておきたい気持ちです。
 しかし、八一がポスト現代将棋の住人であることを銀子は自覚しています。八一VS名人戦で千年かかっても手が届かない場所にいってしまったとありますし、幼少から定石を外れた特異な才能を身近で見続けています。そう考えると「現代将棋の申し子のような創多の発言」という評価には、いささか違和感が残ります。なぜなら創多はポスト現代将棋の象徴のような存在だからです。小学生で初の三段に昇格し、生まれた時からPCで将棋を指している才能の塊です。直接対決を経て、銀子も当然理解していることです。ホテルのシーンでは八一が「とりあえず革命は起こしました」と言います。コスプレで遮断されはしましたがポスト現代将棋の到来を銀子は理解しているはずです。ではなぜ銀子は創多の認識を誤ったのでしょうか。それは現代将棋をむりやり拡大解釈しているからです。あるいはポスト現代将棋の革命を拒否しているからです。八一が自分の理解の範疇(現代将棋)からいなくなることを恐れ、創多をも現代将棋の枠組みに閉じ込めようとしたのです。

銀子のその後(予想)
 銀子は女流として将棋の才能はありながらも八一たちトッププロほどの才能はありません。また、生まれながら病弱でありこのままでは公式戦で戦ったところで勝ち目はありません。6巻で八一と戦えるならば死んでもいいと分かりやすい死亡フラグがたちましたが本当に殺すことはしないでしょう(将棋が指せなくなる=死という可能性を考えています)。
 1巻にはプロになる前に八一と共に反則スレスレの番外戦術を研究したとあります。銀子が強すぎて発揮されることは減りましたがこれが伏線になるでしょう。二人でたびたびホテルに入ったことが暴露され八一が集中できない状態で戦います。加えて、銀子も自分の能力の限界を超えた力を発揮し、その代償として将棋を引退することになります。当然、銀子と八一が結婚して大団円です。

一匹狼の時代 米長邦雄の動画より
https://www.youtube.com/watch?v=NiRT6ACf1Ac
 動画11分ごろより、米長「若い人を集めて研究を始めた、(中略)そんなカンニングのような状態が5年くらい続いた」
ちなみに「矢倉は将棋の純文学」「角頭歩戦法」は米長先生由来であり、ガチガチに囲ってから攻める現代将棋の発想にも大きな影響を与えた人です。
スポンサーサイト

キタサンブラックと3連単フォーメーション

有馬記念2017は一番人気キタサンブラック(以下KB)を切るか否かのレース。
引退レースでいつもより報道が多く過剰人気は必至。
当然買いたくはないのだが複勝圏内には絡んできそう。

(1)KB1着⇒購入見送り
(2)KB2着⇒単勝
(3)KB3着⇒馬単or馬連
(4)KB4着以下⇒3連単F、ワイド

(3)のパターンで3連単F三着にキタサンブラックをつけることだけはしてはいけない。
KB軸マルチを買う人は多いのだから絶対損だ。

(4)のパターンは外国人が空気を読まず勝っちゃうパターン、
出遅れたKBを田辺がキュッと塞ぎ外が届けば。
◎サトノクラウン(距離は長いがムーアなら)
〇スワーヴリチャード(枠は悪いがミルコなら)
△シャケトラ(条件はそろったが福永なので・・・)
三着候補
レインボーライン、サクラアンプルール、ブレスジャーニー

当日足し引き上げ下げするが、馬単(ワイド)+3連単Fで一撃を狙いたい。

<追記>
大体印通りかって負けました。
クイーンズリングが2着で足りてしまう中山2500とかいう欠陥コースでお金をかけてはいけません。来年は府中だけ買いたい。

M1 ジャルジャル 2017

「ピンポン」のネタは見るたびに面白さが増すネタだ。
https://youtu.be/L6fqOUATdm8


■ネタの流れ
1:福徳の無茶ぶりのルール説明
2:ピーンを二人が繰り返す、ピンポンパンライスが難しい
3:序盤の活用されなかったルール(伏線)が後半活きる
4:嫌々ゲームをしていた後藤がハマりだし頭をなでてオチる

■ハイレベルなネタ
ルールが頭に入っていないと2の部分でしか笑えないかもしれない。
大笑いをとった後に伏線となる
「ポーンピーンの場合」「5回ピーンが続いた場合」を隠したのは、
後に驚きが大きくなったが、
大笑いの後のたたみかけが弱くなっているようにも感じた
(この伏線の説明自体もボケにはなっているのだが)。
伏線を2つ配置してそれぞれ1回ずつしか使わなかった。
そして最後のピーンを4回繰り返したあとにポーンピーンで裏切るのは、
安直なテンドンを期待した視聴者の予想を裏切ることになっておりハイレベル。


■福徳の顔・目線の動き
1で後藤の知らないルールを出すとき相手を試す顔をして答えを待っている。
視聴者へのボケの顔、後藤に問いかける顔・試す顔、
うまくいって喜ぶ顔、使い分けていた。
ピーンとピンポンパンライスを言うときは
相手よりもかがんで見上げるようにしている。
これにより目線が斜めに送られ、一直線に二人の目線がつながった。
視聴者の目線も二人に合わせて高速に往復し、
ネタのテンポの良さと合わさって気持ちがよい。


■M1ではボケでの大笑いが必要?
和牛が勝てなかったのは笑いのタイミングがツッコミで
起きることが多いタイプだからではないだろうか。
チュートリアル、トレンディエンジェル、ブラックマヨネーズのように、
ボケの段階での笑いをツッコミで盛り上げるタイプの方が
優勝を勝ち取りやすいのではないだろうか。






打ち上げ花火 追記の追記

タイムリープとパラレルワールドの組み合わせ
→繰り返しの1回目は時間が巻き戻る描写があるのでタイムリープ、2回目以降はパラレルワールド
→風車は通常右回りなのだが繰り返し1回目では風車が左周りだった(巻き戻っているイメージ?)、以降は風車が映らなかったり、二人だけの世界では風車が回っていなかった

二人だけの世界(模様がある世界)は玉の内部
・祐介のタックル→としみち落ちる→落ちた先には玉
・この世界では玉の描写なし
・花火職人が玉を打ち上げることで世界が崩壊
・謎の模様は玉の内部だから

なずなは祐介派→としみち派に心変わり(結構あると思うけど邪推しすぎか)
・プールのシーンで理由を聞かれて祐介には「好きだから」と伝えたがとしみちには笑うだけで理由をにごす
・祐介が机の上を飛び移っているシーンで恥ずかしそうな顔
・電車のなかで、なずな「祐介君となんて絶対いや」という強い否定は照れ隠し
・としみちにはいたずらっぽい態度→余裕がある→自転車にのって抱きつくシーンととしみちが「今日だけ一緒にいられれば~」と伝えるシーンで心が動いた
・祐介は玉を使ってくれなそうだが、としみちならば与しやすそうに考えた
→としみちを利用して未来を変えてもらいたかった
仮にそうだとすれば、祐介が「二学期になったらなずなに告白する」と、としみちに伝えていたことからとしみちも正常に2学期を迎えることに危機感があった
→なずなが転校しなければ~という自然な願いを唱えることができなかった(再婚する紙をなずなが先生に渡して取り消された描写はないため、転校することは確定)

打ち上げ花火ラストカット考察

ラストシーンの意味を考察してみたが、しっくりこない点があるのでおしえてほしい。花火の物理現象が狂うのでタイムリープよりも並行世界に移ったと考えるほうが自然か?

<うろ覚えだが流れ>
1回目:花火を見ずになずなが母親に連れ戻される、水泳で勝てていればと願う

2回目:なずなは電車にのるときに連れ戻される、花火を横から見て平らな状態(異常)、なずなと電車に乗れていればと願う

3回目:花火は散乱した状態(異常)、他人に見つかっていなければと願う

4回目:電車の進行方向が海の上になる、二人でいられればと願う



花火師が願い球を打ち上げて二人だけの世界(模様が入った世界)が爆発する→海の中に二人で入る→キスシーン
→典道「○○○(セリフ忘れた)」現実の世界に戻る解決策提示(一発だけ花火があがる=正常な花火)
→なずなが海の上方へ泳いでいき二人が分かれて「今度はいつ会えるんでしょうね」(散乱した花火があがる=異常な花火)

→先生の点呼の際になずなの名前はない=転校?、典道は席にいない=駆け落ち?

願い玉がはじけたとき、なずなは東京で二人で暮らすifをつかんでいたので二人は東京に駆け落ちしたのだと思った。
2回目のループの時に典道「これは間違った世界だ」というセリフからもifの世界に逃げ込まないように考えており、海の中でもなずなに現実に戻る提案をした。なずなはそれを拒み、半ば無理だと悟っている(水商売、アイドル、東京の生活)のifを選択して海の中で典道と別れた。よって、ラストシーンで典道がいないのは、なずなを追いかけてフィクションの√に進むバッドエンドになったのだろう。ラストシーンは蛇足であり、海のシーンで終わりでも良い気がする。

しかし、夏休み中に二人が駆け落ちしたとすると点呼まで先生が知らないでいるということが不自然だ。始業式当日駆け落ちした説も考えられるが、なずなの転校は夏休み中という設定だったのでおかしい。(不思議な力で歪められた?)二つの影があったという話も聞いたが見逃した。
あるいは、タイムリープではなく並行世界に移ったのだとすれば、二人のいない1つ前の世界を映しだしたのがラストカットだとも考えられる。

<玉の発動条件はエネルギー?>
願い球はエネルギーが臨界点に達すると発動する説。よって投げ飛ばしたときにエネルギーが高くなって発動した。打ち上げ花火として使った際には、打ち上げ+分裂という最高にエネルギーが高い状態なので様々なifストーリーをみんなに見せたし、今まで以上の改変も可能にした。

<追記8月22日>

なずなはリープを繰り返している説
→「今度典道君と会えるのはどんな世界かな」「勝つのは典道君だと思った」→玉の所有権が典道に移っていたときはリープの記憶を失っていたが、玉がはじけたときに記憶が戻ったと考えられる

なずなの転校(引っ越し)のタイミングは花火大会の日←無理やり母親に連れていかれたのは引っ越しのため
→最終カットでは転校済、出席簿からも名前が消されている

ラストシーン2つの可能性とタイトルの意味
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
下からというのは通常通り見上げて花火を見る、あるいは海の中からみることである。横から見るのは高台からみる、あるいは花火は球状で横(平べったい花火)は存在しない。

1.花火打ち上げとともに玉と二人だけの世界は壊れ二人は現実に戻ってきた、なずなは転校し主人公はなずなを追いかけて転校先に向かう
・打ち上げ花火は下から見ても横から見ても丸いから変わらない→リープを繰りかえしても現実を変えることはできない→変わらない現実の中で、存在しない横からの花火を見ようと現実に抗うという意味

2.海のシーンでなずなはifの世界の記憶を取り戻し、並行世界にいく決意をする。あるいは典道に再度リープを繰り返して自分をさらって欲しいと誘惑したとも考えられる(今度典道くんと会えるのはどんな世界かな?)。ラストシーンは二人が平行世界に飛び立っていなくなった後の世界を映している。
・打ち上げ花火は下から(海の中)から見ると水面に映るので平面→平面の花火は虚構の象徴(cfうちわの花火)→二人とも水面から見ているのでifの世界を繰り返す暗示(東京で生活する√になるまで繰り返す)、あるいは虚構の世界から出られなくなってしまった(実質的駆け落ち)という意味。→ループをするごとに花火が異形になったり空間に模様が出ることから世界がどんどん異常になっていくように思われる→ループから抜け出せないバッドエンドの可能性が高いか?

タイトルには現実に戻る、虚構を繰り返す、2つの可能性が示唆されておりラストシーンは確定できない。
プロフィール

tihoufree

Author:tihoufree

カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
リンク
麻雀ブログへ
カウンター
検索フォーム